AD8307 DETECTOR基板(SOL507-1)の詳細
AD8307 DETECTOR基板(SOL507-1)の詳細を紹介します。
●AD8307を使用した RF DETECTOR基板で、高周波の検出に使用できます。
●RF入力は、ナット止式の BNCコネクタを直接取付けられる構造にしました。
■AD8307 DETECTOR基板(SOL507-1)
・ AD8307 を使用した高周波信号を直流に変換する回路です。
・AD8307はログアンプなので対数直線の出力が得られます。
■回路図
・出力には、 OP AMP によるバッファー回路が入っています。
・バッファー回路が不要な場合は、U2を取付けないで R8 に 0Ω 抵抗を取付けます。
・今回作ろうとしている RF Analyzer は、出力の傾きなどを設定出来る機能があり
RV1,RV2を
(2017/05/28 訂正:RF入力 +16dBmで出力電圧が A/Dコンのリファレンス電圧
2.5Vを超えるため RV1に固定抵抗 100kΩを付けました)
■入出力特性例
・1枚目の写真のように RV1,RV2 を取付けない状態で、SG出力にユニット単体を
直結した入出力特性です。
・出力はマニュアルの通り、ほぼ25mV/1dBの傾きです。
・低いレベルは、-70dBm程度まで直線性が保たれています。
・感度が高く広帯域なのでノイズの回り込み対策にシールドが必要かも知れません。
■外形寸法
・入出力にコネクタを使用した例ですが、それぞれ線材を直付けで使用することもできます。
■ご注意
・この基板は soltec41 が個人的な興味で作ったものであり、使用の結果を保証
するものではありません。
・RF基板なので使用部品や組立て方で性能が出ない場合があるかも知れません。
・この基板を使った事により不具合が発生しても自己責任として解決願います。
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by soltec41 | 2017-04-02 15:30 | RF基板 | Comments(2)