CF-IDEコンバータ基板(SOL104-0)を Eee PC 4G-X用に改造

Eee PC CF-IDEコンバータ基板(SOL104-0)を Eee PC 4G-X用に改造してみました。

・Eee PC 4G-Xを愛用されている方から「4G-X 用のCFコンバータ基板は有りませんか?」
 と言う問合せを頂くことがあります。
・SOL104-0は、構造的にSOL101シリーズとほぼ同じですが、そのままでは 4G-X に
 使用できないので改造を行うことにました。


■SOL104-0基板の4G-X用改造
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・SOL104-0 は、CSELがSOL101シリーズとは違う回路になっているためそのままでは
 マスター/スレーブの切替が出来ません。
・4G-X のマスター/スレーブの切替えに合わせ、写真のように1箇所のパターンカットと
 ジャンパー線を一本追加します。
・ジャンパー線は、VIAホール(φ0.3mm)を利用して半田付けしました。
・使用したジャンパー線は、 耐熱のジュンフロン線 で線径が0.26mmのものです。
・この基板の CSEL信号は、Mini-PCI Express コネクタの26Pinに配線されています。
・なお、この写真は、USB HUB用ICを搭載したHUB付き基板です。




■4G-Xのマザーボード改造
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・FLASH_CONにMini-PCI Express コネクタが搭載されていない4G-Xのマザーボードには
 コネクタを半田付けする必要があります。
・このコネクタ取付けやジャンパー線の配線作業は、 以前の記事 も参照して下さい。
・Mini-PCI Express コネクタの取付けには、かなり高度な半田付技術が必要です。
・右上の黄色丸で囲んだ端子は、USB用の+5Vを取出すポイントを示しています。

追記 2009/7/4
・このジャンパー線による改造は、SOL104-0を改造したCF-IDEコンバータ基板専用で、
 他のCF変換基板やMini-PCI ExpressタイプのSSDには対応しませんのでご注意下さい。


■ジャンパー線接続箇所の詳細
f0175344_1931480.jpg2009/7/1
写真訂正
・写真左側は、内蔵SSDのコントローラ SM223 の65Pinに接続された0Ω抵抗を取り去り
 ジャンパー線を接続しますが黄色丸印で囲んだパッドの何れかに半田付けします。
・写真右側は、Mini-PCI Express コネクタの26Pinに配線した状態で、やはり黄色丸印の
 何れかに半田付けします。
・4G-Xの Mini-PCI Express コネクタの26Pinは、調査の結果NCピンであることが判り
 CSEL端子として使用しても問題有りませんでした。


■スペーサの取付けと付属品
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・スペーサは、以前使用した代用品と違い黄銅を切削加工した専用部品を作りました。
・スペーサの半田付要領は、やはり、 以前の記事 を参照ねがいます。
・写真右は、コネクタやスペーサと基板を止めるネジです。


■スペーサ取付け部
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・取付けたスペーサに変換基板をネジ止めした状態の写真です。
・CFコネクタの先端が少し浮いているのはCFカードの先端がメモリにぶつからないように
 するためのものです。
・USB HUB付きの場合は、USB1からUSB4の端子へ4個のUSB機器を接続することが
 出来ます。


■ケース加工
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・CFカードを取付けるためには、ケースの加工が必要です。
・前回は仕切りを全て切取ってしまいましたが、今回は仕切板を部分的に一部のみ
 切取ってみました。
・工作が面倒なので思い切って取去るのも時間短縮のためには良いかも知れません。


■組込み状態
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・SOL101シリーズと同様に基板上のスイッチ(SW1)でCFカードをマスタードライブに
 切替えて使用することが出来ます。
・例によって[CrystalDiskMark 2.2]によるテスト結果で以前の値と変わりがないので
 割愛いたします。
・テストに使用したCFカードは Transcend 16GB 300x および 266x 8GBで、
 どちらも問題なく動作することを確認しました。


■ご注意
・この改造はsoltec41が個人的な興味で行なったものであり、改造の結果を
 保証するものではありません。
・本体の改造を行なう事により、メーカーの保証が受けられなくなります。
・CFメモリーカード の種類により相性が悪く性能が出ない恐れがあります。
・この改造を行なった事により不具合が発生しても自己責任として解決願います。
・この改造は、かなり高度な半田付け技術を必要とします。


■頒布
・余剰分の基板部が組立済み(改造済み)の部品キットを、少量ですが
 Yahoo!オークションで頒布する予定です。
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by SOLTEC41 | 2009-06-27 17:47 | Eee PC 4G-X | Comments(5)

Commented by nz at 2009-07-01 08:41 x
質問があります。
この改造(SM223 の65Pin)を行いSOL104-0無しでも4G-Xは起動しますか?
SOL104-0を使用しないと起動できませんか?
Commented by SOLTEC41 at 2009-07-01 15:54
ご質問の件、早速試してみました。
ジャンパー線の改造は、SM223 65Pin(CSEL)のプルダウンされたチップ抵抗を取去っており、SOL104-0基板が無い状態では内蔵SSD(4GB)がスレーブになります。
起動時に4G-XのBIOSが「マスタードライブが無い」と警告を出して停止状態になりますが「F1」キーを押すとスレーブの内蔵SSD(4GB)からWin XPが立ち上がりました。
従って起動は出来るが通常とは動作が違うといった状態です。
SOL104-0基板を取付けない時は、何らかの方法でジャンパー線の回路をプルダウンすれば改造前と同じ動作になります。
Commented by SOLTEC41 at 2009-07-01 19:14
「■ジャンパー線接続箇所の詳細」の写真に間違いがありましたので訂正し差し替えました。
間違えていた箇所は、写真右側の三箇所の黄色丸印の内 中央のパッド位置を間違えていました。
Commented by nz at 2009-07-01 23:43 x
基盤をさしていればCFを取り付けていない状態で通常起動する。
ということですね?
Commented by SOLTEC41 at 2009-07-01 23:57
SOL104-0基板を取付けてCFカードを挿していない場合は、SW1のスライドスイッチを「SSD」に切り替えると、内蔵SSD(4GB)がマスタードライブになり問題無く通常の状態で起動します。
SW1はマスタードライブをCFまたはSSDに切替えるためのスイッチです。
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