SATA-Mini PCI Express Converter基板(SOL303-0)
ASUS Eee PCで使われているSATAタイプのMini PCI Express SSD を 2.5inch
HDD の SATA コネクタに変換する Converter基板(SOL303-0) を作りました。
● 以前コメント欄で「このタイプの変換基板を作ると面白い」と言うアイディアを頂きました。
● 時間が掛かりましたが、ようやく完成し動作確認が出来ましたので発表いたします。
(Mini PCI Express は、長いので Mini PCIe と略して表記します)
■SATA-Mini PCIe Converter基板(SOL303-0)
・完成品のSATA-Mini PCIe Converter基板(SOL303-0)です。
・Mini PCIe タイプのSATA SSDは動作電圧が3.3Vであり、HDDの動作電圧5.0Vを
3.3Vに降圧させるためのレギュレータ回路が入っています。
・SSDは、ロングタイプの取付けが出来ますが、スペーサをB1,B2からB3,B4の位置に
移動させればショートタイプのSSDでも使用できます。(半田付け作業が必要です)
■SSDの取付け
・SUPER TALENT FPM64GLSE のSSDを取付けた状態です。
・SSDは二箇所のスペーサにネジ止めします。
・なお、この変換基板には SATAタイプのSSDのみが使用可能であり、
IDEタイプのSSDは使用は出来ませんのでご注意下さい。
■デスクトップPCへ接続
・一般的なSATA用電源コネクタとSATAケーブルでデスクトップPCへ接続します。
・変換基板の固定には、二箇所の止め穴を利用して下さい。
■ネットブックへ接続
・ASUSのEee PC 1000HAに接続した状態です。
・2.5inchのSATA HDDを使用したノートPCにも、もちろん接続することが出来ます。
・変換基板の抜け止めは、両面接着テープなどを利用して下さい。
■外形寸法と絶縁エリア
・変換基板の外形寸法です。
・高さ(厚み)は7mmです。
・裏面の殆どはグランドパターンですが、電源や信号線の一部が走っているので
金属など導体に直接接触する場合は「絶縁エリア」をテープなどで絶縁して下さい。
(1000HA の場合は、HDDホルダー側に絶縁シートが張られているので不要です)
■2.5inch HDDとの大きさ比較
・大きさ比較のため、2.5inch HDDの上にSOL303-0基板を乗せてみました。
・2.5inch HDDより一回り小さい寸法になっています。
■動作確認
・FPM64GLSEやOCZ THROTTELで作った なんちゃってSSD を使い、Eee PC
1000HAやデスクトップPCで動作させ問題無いことを確認しました。
・SATAは、IDEのように同じデータバスやアドレスバスに2台のデバイスが接続される
事が無いので安定した動作が出来るようです。
・SSDは、HDDよりスピードが速いので快適な動作が期待できます。
・使わなくなって余っている Mini PCIe タイプのSATA SSD をデスクトップPCや
ノートPCなどで有効活用出来ます。
■ご注意
・この基板はsoltec41が個人的な興味で作ったものであり、使用の結果を保証
するものではありません。
・SSDなどの種類により相性が悪く性能が出ない場合があるかも知れません。
・この変換基板を使った事により不具合が発生しても自己責任として解決願います。
・インテルの 310 Series など mSATA規格のSSDは、ASUS用とピンアサインが違う
ので使用できません。(9/30追記)
■頒布
・完成品の変換基板を Yahoo!オークションで頒布する予定です。
by soltec41 | 2011-09-26 15:30 | PC 全般 | Comments(24)
出品者IDは「soltec41」です。
見かけたのですが、買いそびれました。
購入価格、方法をよろしくお願い申し上げます。
頂きましたが、残念ながらディスコンとしており在庫がありません。
申し訳ありませんが宜しくご了承下さい。 soltec41