Dell Latitude E4200にSOL305A-0を使用しmSATA SSDを組込みました。
●SOL305A-0を落札して頂いた方から、Dell Latitude E4200で使用しているとの
連絡を頂きました。
●但し、オリジナルのSSDに比べ長さが少し(2.3mm)大きいことと取付穴の
位置に違いがあるとの情報を頂きました。
●長さ2.3mmの違いは、接続にフレキシブルケーブルを使用する方式のため
余裕があり問題は無いようです。
●E4200内蔵のSSDは、性能があまり良く無く代替SSDも入手難なようなので
mSATA SSDへの換装でスピードアップに役立てば嬉しいです。
■SOL305A-0 基板の追加工(2013/04/09 寸法修正)

・写真右側の取付穴は偶然にも同じピッチでしたが、左側の穴位置が合わないので
二個の穴を追加加工します。
・穴径は、Φ2.3~2.5mm程度で良いでしょう。
・この寸法は、E4200オリジナルの SAMSUNG製 SSDの仕様(外観寸法図)を
ネット上で探しましたが、見付からなかったので実物を測って頂いた寸法です。
・入手出来たオリジナル SAMSUNG製 SSDの寸法を測ったところ、インチ寸法で
作られた品物のようで、数値を修正します。
■SOL305A-0とMMCRE64GTMXP-MVPの比較

・入手したオリジナル SAMSUNG製 SSD(MMCRE64GTMXP-MVP)とSOL305A-0+mSATAの写真です。
■組込み例

・高さは、あまり余裕が無いようなので底蓋の裏側に絶縁テープを張ったほうが良いでしょう。
・この組込み例の写真は、急遽ジャンクのE4200を入手し写した物です。
・SOL305A-0基板を本体に止めるネジに付いて(追記:2013/04/12)
SOL305A-0基板の厚みがオリジナルSSDの基板の厚みに比べ 0.7mm程度厚いため、
本来E4200で使用されていた止めネジを使用すると底蓋の爪がぶつかります。
SOL305A-0に付属の止めネジ(低頭ネジ)と交換して使用するとこの問題が解消されます。
●到着したばかりのLCDに不具合のあるジャンクE4200で、外部ディスプレイを接続し
Windows7の起動を確認したのみなので、追って動作状態などを追記します。
■追記:2013/04/09
・ようやくACアダプタを入手し、充電が出来るようになりましたので
手持ちの mSATA SSDでベンチマークテストを行ないました。
・各mSATAのファームウエアは、最新の物にしたつもりです。
・E4200の動作環境は、Windws7 Ultimate x64,Memory5GB,AHCI に設定。
■ベンチマークテスト
●E4200搭載の SAMSUNG製 SSD(MMCRE64GTMXP-MVP)

・ファームウエアを書き換えると「電源投入回数」や「使用時間」がリセットされるようです。
(書き換え前は 1,500回、5,000時間程度でした)
・書き換え前のファームウエア(VBM19D1Q)では、Write側のスピードがさらに遅かった。
●MyDigitalSSD 128GB MDMS-50128

・最初に入手し、テストや変換基板のチェックに使用したので「電源投入回数」に比べ
「使用時間」が極端に短くなっています。(2分チョイ/回!!)
●SAMSUNG mSATA SSD 128MB(MZMPA128HMFU-000H1)

●Crucial m4 mSATA 128GB CT128M4SSD3

・手持ちのなかで唯一のSATA3.0(6Gbps)規格のmSATA SSDなのですが、
E4200がSATA2.0(3Gbps)のためその性能を充分に発揮できていません。
でもテストしたこれらの中では一番良い結果を出しているようです。
●ADATA ASP310S3-64GM-C(追記:2013/09/21)

・SOL305A-2を使用された方からADATA製のmSATA SSDを使用した
場合のテスト結果を頂きました。
・ASP310S3-64GM-C は SATA3.0(6Gbps)規格で、上のCrucial m4 と
ほぼ同じようなデータが得られているようです。
■ご注意
・この基板はsoltec41が個人的な興味で作ったものであり、使用の結果を保証
するものではありません。
・SSDなどの種類により相性が悪く性能が出ない場合があるかも知れません。
・この変換基板を使った事により不具合が発生しても自己責任として解決願います。
# by soltec41 | 2013-03-28 19:06 | PC 全般 | Comments(7)